「プラチナ社会」とは、まだ聞きなれないことばだと思います。「プラチナ」は、シルバーと違って輝きを失わず、そしてゴールドよりも品格を感じさせます。そのため、「プラチナ」には、元気な高齢化社会を象徴する意味があります。すなわち、高齢化社会は、衰退した社会ではなく、「進化の姿」となる社会なのです。掛川市においても、高齢者が元気で、生き生きと暮らす社会を、地域や行政などみんなの協働で実現していかなければなりません。
今、日本は、大きな課題を抱えております。温暖化問題、高齢化問題、需要不足とデフレ問題です。これらの課題が深刻であり、解決策がなかなか見いだせない状況が続き、日本経済の回復の足かせになっていると言われております。
これらの難問を解決するにはどうしたらよいのでしょうか。温暖化問題と高齢化問題を、日本の優れた技術、サービス、制度を組み合わせることで解決し、その過程で新しい産業と雇用を創出するのです。これは、単にこれらの問題を解決するだけでなく、人間を起点とした、より快適な社会の創造につなげていくことであります。このためには、官だけでも民間企業だけでも実現不可能です。国民運動として推進することが必要だと思います。
掛川市においても、「希望がみえるまち」「住みたくなるまち」の実現に向け、「健康医療日本一」「環境日本一」「市民活動日本一」のまちづくりを、市民との協働により目指しております。こうした取り組みを推進する中で、ビジネスチャンスが拡大し、新しい産業が創出できることを期待しているとともに、若者の雇用機会を確保し、地元への定住につなげたいと考えております。
社会保障制度が充実した「プラチナ社会」を実現するためには、それを支える若者の力が不可欠です。高齢化対策は、ある意味では、若者対策をいかに推進するかでもあると考えます。
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| (広報かけがわ平成22年8月号掲載) |
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